今回はいつもと少し趣向を変えて、ファッションブランドのシューズを取り上げてみることにしよう。そのブランドとは「VANQUISH」。今一番勢いのあるメンズドメスティックブランドであり、ティーンエイジャーから絶大な支持を得ているVANQUISH発信のシューズは、独自のフィルタリングによる個性的なスニーカーばかりなのだ。
|
この15年ほどの間に、ファッションシーンで大きく変わったことがある。それはワードローブにおける、スニーカーの比重の拡大だ。1980年代以前と言えば、スニーカーはファッションにおいてそれほど重要なアイテムではなかった。単発的に流行することはあっても、それは特定のいくつかのモデルだけで、選択肢はほとんどなかったし、またメーカーの側もそうした需要に応えて、ファッション向けにスニーカーを販売することなどほとんど無かったのだ。 そうした状況に変化が訪れたのは、1990年代に入ってから。ヒップホップのアーティストなどによって、ミュージックシーンでもスニーカーが大きくフィーチャーされるようになると、ファッションの必須アイテムとしてスニーカーは広く深く浸透していった。 と、前置きがだいぶ長くなってしまったが、今回のテーマはファッションブランドにおけるスニーカーである。前述の通り一昔前はスニーカーとファッションの間には、相当の距離があった。ファッションブランドがスニーカー(に似た靴)を発売することはあっても、それらの機能性は乏しく、履き心地も品質もひどいものだった。見た目だけそれっぽくなっていればOK、という時代だったのだ。 |
![]() |
![]() |
|
| VANQUISHらしいシャープなシルエットと、派手なパテントレザーで、好評を博した大ヒットシューズ。ファスナー付きで、脱ぎ履きが楽々なのも嬉しい。 | パテントレザーのハイカットモデルとともに、2008SSで登場したパンチングレザーを使ったモデル。同じシルエットでもこちらはスポーティーな印象だ。 |
|
|
![]() |
![]() |
|
| ジャックパーセルにインスパイアされたモデルで、VANQUISHとしては初めて丸いトゥを採用した。コンバースとは一線を画すカジュアル過ぎない仕上げ。 | VANQUISHのスニーカーとしては珍しく、天然皮革をアッパー素材に使用したモデル。履きこむほどに表情を変え、長く付き合える一足と言えるだろう。 |
様々なブランドとのコラボレーションも展開 VANQUISHのスニーカーはオリジナルモデルだけでなく、様々なブランドとのコラボレーションにも及んでいる。バッグ類と共通のマテリアルを使ったVCTOモデル、既存モデルにVANQUISHらしさをスパイスとして加えたUBIQ、ヴィンテージのミッキマウススニーカーをモチーフとしたDisneyなど、その内容は様々。次はどんなコラボレーションを見せてくれるか非常に楽しみだ。 |
![]() |
![]() |
|
| VANQUISH x UBIQ GRACEというUBIQのモデルにVANQUISHらしいカラーリングを落とし込んだモデル。UBIQを扱う全国のスポーツ店にVANQUISHの名が登場したのもユニーク。 |
VANQUISH meets MICKEY ‘80年代に存在したヴィンテージの総柄ミッキースニーカーにインスパイアされた新作。白、黒2種類のソールで展開されたが白ソールは即日完売だそう。 |
![]() |
![]() |
|
| VANQUISH x VCTO バッグを中心とした小物類を展開するVCTO(ヴィクト)とのコラボレーション。レザーを編み込んだアッパーは、VCTOの小物類と共通の素材で作られている。 |
VANQUISH x VCTO こちらもVCTOとのダブルネーム。先の尖ったスタイルはVANQUISHらしいスタイルと言えるが、シューレース周りにはオーソドックスなデザインを採用。 |




















